暮らしノート
安心・安全講座
LPガスが災害に強いのは、なぜ?
2018年は、大きな災害が次々に各地を襲いました。被災者の方は今なお厳しい復興の途上におかれています。LPガスはこうした中、これら災害の教訓を生かした万全の供給体制づくりが進められています。
LPガスは個別・分散型のエネルギー
大地震などのあとにLPガスの復旧がいつも早いのは、供給方式が個別・分散型であるため、点検・修理を素早く終えられるからです。また、設備まわりの損傷がなければ、お客様自身にガスメーターを操作していただくことで復帰できるからです。
LPガスはエネルギー供給の“最後の砦”
東日本大震災では素早く復旧したLPガスが避難所・被災地の緊急エネルギーとして大活躍。この結果、国のエネルギー基本計画では、石油とともに「エネルギー供給の“最後の砦”」として評価されました。
また大震災の教訓を生かした国・地方自治体の新たな防災施策では、都市部にある公共施設へのLPガスの導入促進とともに、国内流通体制の拡充強化が進められました。
LPガスは、いつでも“備蓄”されたエネルギー!
災害時には、LPガス供給連携計画に基づき、元売同士が連携して供給にあたります。中核充填所は全国に2,500カ所あるLPガス充填所網のカナメとして、停電中でも流通をバックアップします。
お客様宅には、軒先の容器にいつもLPガスが備蓄されています。そのため、もし停電でブラックアウトが起こったとしても、ガスを使うことができるのです。
この他、カセットコンロも準備しておくと、停電時も温かいご飯が食べられますよ!