暮らしノート
安心・安全講座
こわい一酸化炭素(CO)中毒
一酸化炭素(CO)中毒とは、燃焼器具使用時に空気(酸素)が足りず、不完全燃焼を起こしたときに発生する一酸化炭素(CO)による中毒のことです。
CO(一酸化炭素)は少量でも体内に吸収されると、血液のヘモグロビンと結びついて、体内に酸素を運ばなくなってしまいます。一酸化炭素は色もにおいもないので、発生していることに気づきにくく、軽度の中毒症状が風邪に似ていて、気づくのが遅くなることがあります。
そして気づいたときには手足が痺れて動けなくなり手遅れになってしまうことも。
火を使うストーブやファンヒーターを使用している場合はもちろん、家で鍋や焼肉などを楽しむなど、室内で卓上コンロなど火を使用する場合は、特に意識して換気を行うように心がけてください。
最近の湯沸かし器やファンヒーターなどの燃焼機器には不完全燃焼を防止する機能が付いていますが、古い機器には付いていない場合がありますので、長期使用している機器などは、メーカーや販売店などに確認するようにしてください。
また住宅用火災・ガス・CO警報器もございますのでガス販売店などにお問合せください。