暮らしノート
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夏前の冷蔵庫掃除
今年は暑くなるのが早いと感じませんか?6月前から連日テレビの天気予報では「熱中症に注意」と呼び掛けていたほどです。
さて、そうなると、冷蔵庫が大活躍。痛みやすくなる食品をどんどんと冷蔵庫にしまいたくなります。
でもちょっと待って!
6月の夏至の日(2017年は6月21日)は「冷蔵庫の日」でもあります。
湿度も上がる本格的な夏を迎える前に、冷蔵庫の整理をしませんか。
1)まずは、冷蔵庫の中身をできるだけ食べてしまいましょう。
「思い立ったら吉日、さあやろう」は夏の冷蔵庫掃除では×。
冷蔵庫掃除を決行日をさかのぼって2、3日前から冷蔵庫の中身をできる限り食べてしまいましょう。具沢山カレーや、和風に煮物など。冷凍食品の賞味期限切れのものはありませんか?
冷蔵庫に入れっぱなしの調味料などは思い切って整理してしまいましょう。
2)クーラーボックスを利用して、一時保管庫に。中のものをすべて取り出したら素早く冷蔵庫の中の掃除を
どうしても食べきれなかったものや調味料などは、クーラーボックスなどを利用して、いったん外に出します。
夏の冷蔵庫お手入れの時はできるかぎり素早く中を掃除したいもの。取り外せるものはすべて取り外し、壁などは汚れが落ちやすい重曹やクエン酸を使って拭き掃除をしてみて。仕上げに消毒用エタノールでさっぱり拭き取れば、安心です。
3)もとに戻すときのポイント。「冷蔵庫は詰めすぎない。冷凍庫は詰めて使用」を前提に。
食品を冷蔵庫に戻すとき、今後の使いやすさや節電も考えたいもの。
収納の仕方はいろいろあると思いますし、ご家庭ごとの「くせ」もありますが、守りたいのは「冷蔵庫は詰めすぎない、冷凍庫は詰めて使用」です。
これを守ると節電効果も上がるといいます。整理しやすいように小分けに保存できる100円ショップで販売されているような収納かごを使うと収納しやすくなります。冷蔵庫では使うシーンごとにかごに入れる、一時的に保管するスペースはものを置かず作っておくなど、生活にあった収納の配分を考えてみてください。
冬の大掃除と違った、夏前の小掃除。気持ちよく夏を過ごすためにぜひ試してみてください。