暮らしノート
快適生活ノート
冬の部屋・乾燥予防対策
部屋の乾燥がつらい季節になってきました。
気象庁からも時々「乾燥注意報」が発表されることがあります。これは火災への注意喚起のために発表されるものですが、そのほかにも身体にさまざまなトラブルが起こります。
火事を注意するのはもちろんですが、体調を整えるためにも、この時期お部屋の乾燥対策は不可欠です。
快適な湿度ってどのくらい
快適な部屋の温度・湿度ってどのくらいなのでしょう。
気象庁の資料によると、冬場は温度18~22℃、湿度50~60%だそうです。
目がチカチカする、肌が乾燥するなと感じ始めたら、要注意。室内の湿度が20~30%の場合も多いのです。
できれば、リビングが寝室に温湿度計を設置して、ときどきチェックをするようにしたいものです。
湿度が50%以下になったら必ず加湿しましょう。
部屋の湿度アップ法
加湿器を利用するのは手っ取り早い方法ですが、加湿器もお手入れがたいへんだなあという方、加湿器を購入する前に加湿器に頼らない方法を試してみませんか。
ご自宅やお部屋に合う方法を見つけてみてください。
1)実用的に。部屋干しをする
寒い日、外に干してもなかなか乾きません。いっそ部屋干ししてみてはいかが。できれば日の当たる窓際に干すのをお勧めします。
それでも生乾き臭が気になる場合は洗剤を部屋干しOKのものに変えてみては。
2)風呂場の湿気を利用する
部屋の乾燥が気になる季節は入浴後、バスタブにお湯をはったまま、浴室のドアを開けたままにします。
ホテルなどで宿泊する場合、実践している人が多いはずです。
3)鍋料理をする
身体の温まって免疫効果アップも期待できるといわれる鍋料理。部屋も湿度アップされ冬にはうれしい料理です。
4)濡らしたタオルを部屋に吊るす
濡らしたタオルをハンガーなどに吊るしましょう。寝室など空間が限られている場所などに効果的です。
5)床の水拭き
掃除をするとき、掃除機をかけるだけでなく床の水拭きを行います。
乾燥対策だけでなく、きれいになりすっきりした気分になれます。
6)観葉植物を置く
冬には観葉植物も水分を放出するのをセーブするといいます。
加湿のために水をやりすぎると根腐れも起こしかねませんので、過大の加湿効果は難しいかもしれません。
しかし観葉植物が好きで、お部屋のイメージにあうということであれば試してみてはいかがでしょう。
葉の大きな観葉植物であれば、葉から蒸発する水分も期待できそうです。