暮らしノート
快適生活ノート
冬の入浴はご注意。脱衣所と浴室に暖房を。
厚生労働省のデータによると入浴時の事故でなくなる方は年々増加しており、なんと年間約1万9000人いらっしゃるとのこと。この数字は交通事故死約4,000人よりはるかに多く、ちょっと怖いデータです。12月から2月にかけて入浴時の事故が多く発生し、65才以上の高齢者は特に注意が必要とのこと。
なぜ、身体を暖め、健康によいとされる入浴時に事故が多発するのでしょうか。
浴室に続く廊下や脱衣所、浴室内で起こる「ヒートショック」
多くの日本の家では、冬部屋ごとの暖房を行うことが多いと思います。
特に廊下や浴室に続く脱衣所などに暖房がなく急激な温度差をもたらしてしまい、血圧が大きく変化し身体にダメージを与えてしまいます。これを「ヒートショック」と言います。
また浴室の温度と浴槽の熱いお湯との温度差がある場合、これも「ヒートショック」を起こす原因とされています。
ヒートショックを起こさないための予防対策
寒い冬は、ヒートショックを防ぐ対策が必要です。以下のような入浴方法で、バスタイムを楽しんでください。
1)浴室と脱衣所を暖める
よく「お湯に入るのに浴室を暖めるなんでもったいない」と言われる方がいらっしゃいますが、浴室内はまだ暖まっていないなか、熱いお湯にはいることこそ「ヒートショック」を起こしてしまう原因となります。脱衣所には暖房をおき、浴室は事前にシャワーで床を暖めておくようにします。
特に一番風呂に入るときには注意をしてください。
2)お湯にはいる前にはかけ湯を
いきなり、湯船にはいることは避けましょう。まずはかけ湯をして、身体を徐々に暖めてから、湯船に入るようにします。
3)熱いお湯は避ける
浴槽のお湯の温度は38度~40度ぐらいが適温です。まずは半身浴で身体を徐々にあたためてからお湯の温度に慣れてから、お湯を足すと安心です。またお湯につかる時間は10~15分程度にしておきましょう。冷え性だからといって長く使ってもなかなか効果がでないそうです。
ガスのパワーで浴室暖房を。「ガス浴室暖房乾燥機」で安心して入浴を楽しめます。
浴室暖房乾燥機なら約15分で浴室内をムラなく暖房。ご高齢の方や血圧が心配の方にもスイッチひとつで安心して入浴していただけます。
浴室暖房乾燥機は暖房だけでなく、乾燥機能もパワフル。浴室乾燥はもちろん花粉や梅雨時にうれしい衣類もおまかせ。もう部屋干し独特のいやなにおいから解放されます。
ミストサウナを楽しめる機種もありますので、ぜひ一度当社までお問合せください。