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夏の水分補給の強い味方! 煮出しておいしい麦茶の作り方と注意点
煮出した麦茶は一味違う!?
8月も終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続いています。
夏の水分補給の強~いミカタといえば、麦茶。
麦茶は焙煎した大麦を煎じたお茶のこと。素早く吸水分を収できるため、普段の水分補給にぴったり。カフェインやタンニン、糖分が入っていないうえにノンカロリーのため、妊婦さんや赤ちゃん、高齢者まで安心して飲むことができます。塩分やミネラルが少しだけ含まれており、汗をかきやすい夏場の水分補給にも適しています。
日本では、平安時代から飲まれていたとされている、私たちにとても馴染みの深いお茶です。
ちなみに“お茶”といっても、穀物である大麦を原料としているため、茶葉は使われていません。
そんな麦茶ですが、暑い夏は、市販の麦茶パックで麦茶を作り、冷蔵庫で保管している方も多いのではないでしょうか?
麦茶の作り方には、麦茶パックを煮出す方法と、水に麦茶パックを入れるだけの方法があります。
水出しは手軽ですが、麦茶パックを入れっぱなしにしていると苦味やえぐみのもととなります。
お湯で煮だしたほうが麦茶の風味がしっかりと出るうえに短時間で作れるため、おすすめです。
煮出し麦茶の基本の作り方
麦茶をおいしく煮出す方法は以下のとおりです。
1. やかんや鍋に水1Lを入れ、火にかける
2. 沸騰したら麦茶パックを1個入れ、3~5分煮出す
3. 火を止めて5分程度おいたら、麦茶のパックを取り出す
4. 粗熱が取れたら、清潔な容器に入れ替えて冷蔵庫で保存する
また少なめの水で煮出した麦茶を製氷トレーに入れて凍らせ、いつもの氷代わりにすると、薄まることなく冷たい麦茶を楽しめます♪
おいしく手軽な麦茶ですが、注意点もあります。
実は麦茶は、菌が増えやすい飲料でもあるのです。
麦茶は穀物(大麦)が原料のため、細菌のエサとなってしまいます。とくに30℃前後の温度帯で細菌が繁殖しやすいといわれています。
麦茶をつくった場合は、粗熱が取れたら必ず冷蔵庫に保存し、早めに飲み切るようにしましょう。